エミューオイルのスゴイ効果・効能のヒミツはその成分組成にあった!

エミューオイルにはさまざまな効果・効能があり、原産国のオーストラリアでは多くの化粧品や医療品に利用されていますが、実は一般に普及し始めたのはごく最近です。

エミューオイルはオーストラリアの先住民アボリジニの間では4万年も前から万能薬として利用されてきましたが、その詳しい効果や効能は長年謎のままでした。

近年オーストラリア政府が支援してエミューオイルの本格的な研究がはじまり、エミューオイルには驚くべき効能があることが科学的に証明されたのです。

エミューオイルの効能のヒミツはその成分組成にあります。

エミューオイルはエミューという鳥の皮下脂肪から抽出される動物性脂質ですが、エミューオイルの脂肪酸組成は人の皮脂成分に限りなく近く、そのため皮膚への浸透効果が高く、組織の再生効果が高いのです。

エミューオイルの約7割は不飽和脂肪酸です。不飽和脂肪酸とは常温でサラサラしている脂のことで、魚類やオリーブオイル、ナッツ類に多く含まれます。

残りの3割が飽和脂肪酸で、常温で固まる脂です。バターやラードを思い浮かべてもらえるといいと思います。

エミューオイルの不飽和脂肪酸

エミューオイルの不飽和脂肪酸はそのほとんどがオレイン酸です。オレイン酸には高い抗炎症作用があることが知られ、皮膚の再生と保護効果もあります。

さらにオレイン酸には他の脂肪酸の皮膚透過力を高めるという働きもあります。

エミューオイルは常温で品質が劣化しにくいという特徴がありますが、これもオレイン酸の効果だと考えられています。

オレイン酸は熱を加えても酸化しにくく、温度によって液状・固形と変化しても品質は変化しない安定性を持っているのです。

エミューオイルには必須脂肪酸と呼ばれる人間が合成できない不飽和脂肪酸も含まれています。必須脂肪酸は生きていくために必ず必要な脂肪酸ですが、合成できないので食べ物などから摂取するしかありません。

エミューオイルに含まれる必須脂肪酸がリノール酸(オメガ6脂肪酸)とリノレン酸(オメガ3脂肪酸)です。

オメガ6脂肪酸に分類されるリノール酸は抗炎症作用、皮膚再生効果が知られています。

リノレン酸は魚に多く含まれることで有名なオメガ3脂肪酸で、体内でDHAに変換されます。

DHAは頭がよくなる脂質として有名ですよね。これはDHAが脳に多く含まれる脂肪酸だからです。

エミューオイルの飽和脂肪酸

エミューオイルに含まれる主な飽和脂肪酸はステアリン酸です。ステアリン酸には水と油を混合する乳化作用があり、化粧品や医療品に多く配合されています。

エミューオイルには乳化作用がありますが、これはオイルに含まれるステアリン酸のためです。

原産国のオーストラリアではエミューオイルの乳化作用を利用した化粧品や外用薬が多く市販されています。

不飽和脂肪酸と飽和脂肪酸のバランス

エミューオイルには上記の効果・効能を持つ不飽和脂肪酸と飽和脂肪酸がほぼ人間の皮脂成分と同じ割合で含まれています。

そのため肌にぬってもアレルギーなどの拒否反応がほとんど見られず、肌トラブルなく自然の治癒効果を享受できるのです。

エミューオイルには殺菌効果がある

エミューオイルは病原菌の発生、繁殖を防ぐ効果があります。

オイルを検査しても、好気性菌類・カビ類・サルモネラ菌・赤痢菌・ブドウ球菌・連鎖球菌・大腸菌などの病原菌は検出されません。

これはエミューオイルに少量含まれるヨウ素による効果だと考えれています。

ヨウ素は高い殺菌効果があり、医療現場では傷口の消毒や殺菌に使われています。